DII協働プログラム、始動。
30年のイノベーションを10年以内に成し遂げる人材の育成」を目的とした、新たな教育プログラムが始まります。
名古屋大学では、文部科学省「卓越大学院プログラム」の一環として、未来エレクトロニクス分野におけるプロダクトイノベーションの継続的創出を担う人材を育成する、新たな教育プログラムを2018年秋より開始します。
窒化ガリウム(GaN)の結晶成長に成功してから、照明における破壊的イノベーションといえる白色LEDが普及するまでには30年を要しました。もしこれを10年に短縮することができていたら、技術的にも経済的にも、より大きなインパクトを社会に与えていたことは間違いありません。
本プログラムでは、役割が異なる3タイプの人材、「Deployer」、「Innovator」、「Investigator」を育成します。この3タイプの人材が同じ目標に向かって協力・協働することがイノベーション創出の加速化の鍵となることから、各人材を示す英単語の頭文字を取り出し、『DII協働』と呼ぶことにしました。詳しくは目的・理念のページをご参照ください。
優位性
- 産業界からの強い要望とバックアップ
- 世界の各機関とのネットワーク
- 内製化を目指す将来検討委員会設置
卓越性
- 世界をリードするエレクトロニクス研究実績
- 世界最高レベルの研究インフラ
- 自由闊達な風土が生む卓越した教育研究者群
特色
- DII協働プロジェクト
- 産学官金が連携した評価指導、メンターリング、起業支援、ファンドレイジング
- 全学の教員・学生を巻き込む協力体制